朝のマインドフルネス瞑想サンガでは、ガイダンスをしながら行なっていきますが、私も一緒に瞑想をしています^ ^
気づきの瞑想とも呼ばれているマインドフルネス瞑想。
瞑想中は心の声や体の声に耳を傾けたり、一つ一つの呼吸に意識を向けたりしていきます。そして、そうした中でふと自分の中で“発見!”と感じるような気づきを得ることもあります。
今日は、そのような経験の1つをシェアします!
お兄ちゃんを出産する時や出産した後、初めての子ということ、自分とは異性である男の子であるということ、私は一人っ子で小さい子の面倒もほとんど見たことがなかったことなどから不安でいっぱいで、子育ての本を買って読んでいました。
そうして読んだ本の中で“子どもを見守る”という言葉が記憶に残っています。
例えば、子どもが靴を履こうとしている時、もたついたりうまくできなくても手を出さないでじっと見守るとか、そんな形で書いてあったように思います。
子どもが自力で行えるようになるためには、見守って自分でやらせることって本当に大事だと思います。
でも、実際の生活の中だと、時間がないと焦って、なかなか毎回見守るとなると難しいなと思っていました。
そして、今までの私にとっての“見守る”って靴を履くなどの子どもの動作を見守るという意味でしか受け取っていなかったのですが、瞑想を通して気がついた“見守る”はそれとはちょっと違った感覚だったのです。
マインドフルネス瞑想では、内観をします。
内観とは内側の目で自分自身を見るようなイメージです。
自分のことなんだけど、一歩引いて、客観的に自分自身を見つめていく。そんなイメージです。
何か心が乱されるような出来事があると、自分自身も一緒にその渦に入って、心も体も乱されて、心身ともに疲れてしまった経験はありませんか?
まさに“渦中”にいる状態。
そうすると正しい判断もできないし、どんどんどんどん悪い方へと考えてしまうこともあるでしょう。
そうした嫌なことがあった時こそ、自分という軸を持ったまま、一歩引いて、その渦から出て、客観的に自分自身やその出来事を見ることが大切です。
自分のことなんだけど、自分とは切り離してその出来事をニュートラルな気持ちで見る、というような。
人は感情の生き物なので、起こった出来事に対して感情的に捉えて、いいとか悪いとか判断をしてしまいがちですが、俯瞰して見てみると「そんなに落ち込むことじゃなかったかも」とか、「そんなに怒ることじゃなかったな」と思えることはよくあります。
そして、この“自分のことなんだけど、自分とは切り離して見る感覚”が、子育てにおいての“見守る”で必要な感覚なのかもしれない!と思ったのです!!
特に子どもが小さいうちは子どもと親自身を同一視する傾向が強いのではないでしょうか?
子どものことなのに親が
「〇〇ちゃんは△△が好きでしょ?はい、これどうぞ。」と言っておもちゃやお菓子を渡したり、
「〇〇くんは□□が苦手だから、こっちをやりなさい。」と言って子どもの代わりに選択をしたり。
もちろん子どもたちが小さいうちは自分で話したり、決めたりすることが難しいことはたくさんあります。
でも、だからといって親が勝手に決めていいという訳ではないと思うのです。
子どもたちが大きくなっても、子どもと自分自身を一人の人として切り離して考えることができないと、勝手に親が子どもの将来を決めたり、子どもが親の思った通りの選択をしないと子どもの選択を受け入れることができなくなってしまうのではないでしょうか。
特に母親は出産するまでお腹の中に命を宿してずっと一緒にいますし、自分のお腹から出てきた我が子は文字通り自分の分身のように感じるかもしれません。
でも、親と子どもは別々の人間です。
子どもには子どもの考えや思いがあります。
その声に耳を傾けていますか?
「あなたの考えてることはママにはわかるわ」と勝手に子どもの声を決めつけていませんか?
親はあくまでも親であって、子ども本人ではありません。
だから親は、自身の軸を保ったまま、客観的に子どもを見る。
親が子どもの心を乗っ取ってはいけません。
子どもと親自身を重ねずに、一歩引いて子どものことを見るのです。
心配だし、子どもが嫌な思いをするのなんて見たくないし、私も子どもたちに対してつい口も手も出したくなってしまいます。だから見守るってやっぱり難しいなと感じますが、でも、愛情はたっぷりと、そして子どもを信頼して、客観的に子どもを見守っていきたいと私は思いました。
今まではただ動作を見守るという意味でしか子育てにおける“見守る”を考えていませんでしたが、精神的に距離を取って見守る。
客観的に見られると、きっと子どもが本当に親を必要とする時にも気づきやすくなるような気がしています。
親だからって子どものことを100%わかってなくていいんです^ ^
わからない部分はコミュニケーションを取って、相手の話に耳も心も傾けて、相手のことを知っていきましょう♪
自分とのコミュニケーションを上手に取るためには♪
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