本質の時代へー自分の身体と向き合う

9月に国際食学協会さんのスクーリングに参加した際に、

トップバッターでお話してくださったのが同協会にてフレンチ薬膳の通信講座を監修されていらっしゃり、

国際中医薬膳士でいらっしゃる坂井美穂先生でした。

「紫外線とターンオーバー促進の薬膳」をテーマとしたお話がとっても興味深かったのと同時に、

薬膳とメディカルアロマの共通点も多く、お話にすっかり魅了されて、

9月、10月と坂井先生のフレンチ薬膳のお料理教室にも参加しました♪

そうした中で、感じたことを今日はシェアしたいと思います♪

 

薬膳とは

「医食同源」という言葉を知っていますか?

これは日本でできた言葉で、中国本来の言い方は、「薬食同源」と言うんだそう。

薬も食も同じ自然界のものであり同じように効果・効能がある。

お薬のように使う朝鮮人参のようなものに限らず、それと同じ効果・効能を持つスーパーで手に入る身近な食材を使って、目的に合わせて身体のケアをするのが薬膳です。

薬膳の目的は、病気の予防や回復、健康維持のためのおいしい食事であることで、

薬膳の定義に、”病気の治療”という言葉は出てこなくて、未病(病気になる前の段階)の時に、いかに早く健康な状態を戻すかということを大切にしています。

薬膳の基本的な考え方は、足りないものを補い、停滞するものは流す。

つまり、バランスをとることが大切とされています!

足りないからと言って取り込むだけでもダメだし、排出するだけでもダメなのです。

 

薬膳の考え方の基本となっている中医学の考え方では、人も自然界の一部であると考えます。

先ほどもお伝えしたように、薬も食も同じ効果・効能を持つ自然界のもの。

だからこそ、体調不良や心身不良になりそうな時や、回復する時に自然の食を使うのです。

また、薬膳には情緒的な面もあり、季節や体調に合わせて食材を選びとる力を大事にしています♡


(フレンチ薬膳のお料理教室のお写真)

薬膳とメディカルアロマの共通点

薬膳とメディカルアロマの共通点の多さに驚いたのですが、考えてみれば当然なのかもしれません。

なぜかというと、私たちのメディカルアロマでは、西洋医学的処方・東洋医学的処方・心理学的処方と3つの観点からアロマクラフトのレシピを考えます。

体質診断テストというものがあるのですが、それは東洋医学の観点からのもので一人一人の心と体のバランスを知る手がかりとなります^ ^

例えば、肩こりに悩んでいるという場合も、目の疲れから来ている人、頭痛から来ている人、ストレスから来ている人など原因は様々ですよね。

ですから、同じ肩こりのケアでも使う精油が異なることがあるのです!

そのため、一人一人に合わせたケアをするためにこの体質診断テストを使います(アドバイザー以上の資格保持者は、この体質診断テストを基にオリジナルレシピを伝えることができます)。

このようにメディカルアロマも一人一人の体質や心身の状態に合わせて使うことができます♪

 

また、メディカルアロマもお薬ではありません。

一般のアロマセラピーがリラックスや癒しを目的としているのに対して、メディカルアロマは治療を目的としていますが、あくまでもアロマであり万人に効くように作られているお薬ではありません。

お薬(西洋医薬)は必要な成分だけを抽出したり、化学合成したりして作りますが、精油の1滴の中には、必要な成分もそうでもない成分も含まれているんです!

ですが、そうした自然のまま使うことで、身体に優しいケアができるのです♪

さらに、自然の植物を抽出した精油を、ケアしたい目的に合わせて精油の作用からどの精油を使うかを考えていくというプロセスも薬膳と似ています^ ^

薬膳もメディカルアロマも植物の力を借りて心と体のケアを考えていきます。

食を通じて行うのが薬膳、精油を通じて行うのがメディカルアロマ。

薬膳についてのお話は初めてでしたが、私は、とてもすんなりと受け入れることができました^ ^

 

本質の時代へ

さて、令和となって新しい時代になりましたが、坂井先生は、新しい時代は”本質の時代”だとおっしゃっていました!

本質の時代、つまり、見極めることが必要な時代です。

薬膳やメディカルアロマは、病気になる前のケアとして使うことができますが、自分で自分が今、どんな状態なのかに気づけないと元もこうもありません。

自分が今、どんな状態なのか、何を欲しているのか、どうなりたいのか、

自分と向き合って、見極めて、自分に必要なものを自分でちゃんと選びとることが大事なのです!!

世間でこの食材・コレが身体にいい!と言われていても、それが自分自身にもいいかどうかはわかりません。

体調や季節、心の状態によって、自分にも合う時もあれば、合わない時もあるかもしれません。

特に女性は、女性ホルモンのバランスによっても心身に大きく影響を受けます。

ちょっと意識をしてみると、月経前と後の期間で、食べたくなるものが違うという方もいるでしょうし、心や体の状態も違うと思います。(女性ホルモンのバランスについては、無料メール講座でもっと詳しくお伝えしています♪無料メール講座のご登録はこちらから♡

”みんなと同じ”でよかった時代から、”一人一人がどうしたいか、自分について知る時代”になったのだと思います。

 

私も興味を持ったものはいろいろと試してみて、自分がどう感じるかを大切にしています^ ^

チェリッシュでも”自分と向き合う”ことの大切さについていろいろな角度からお伝えしていて、今月からセルフリトリートワークショップも始まりましたが、やっぱり全ての基本は自分と向き合うことだと実感しています^ ^

ぜひちょっと立ち止まって、ご自分のこと(体のこと、心のこと、食事のこと、睡眠のこと、これからのこと、などなど♪)を考える時間を持ってみてはいかがでしょうか?♪

 

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