人生をもっと楽にするために

― 期待を手放し、信頼に戻るということ ―

期待が生んだ、心の揺れ

ある時、気に入っていた急須の蓋を
不注意で割ってしまいました。

とても大切にしていたので、
「難しいとは思いますが…」と前置きした上で、
蓋だけ購入できないか
お店に問い合わせのメールを送りました。

最初は「返事が来なくても仕方ない」と
どこか淡々とした気持ちだったのに、
時間が経つにつれて、

・返事くらいはくれるはず
・非常識だと思われたかもしれない
・素敵なお店だと思っていたのに…

そんな思いが、
心の中に次々と浮かんできました。

これは出来事が変わったのではなく、
私の中で“期待”が育ってしまったことによる反応でした。

 

信頼していたら、別の形でやってきた

それからしばらくして、
何年も前から気になっていた別の急須を
偶然見つけることができました。

当初は予算オーバーで迷っていたのですが、
母と話す流れで、
結果的にその急須を手にすることになったのです。

蓋ではなく、
急須そのものがやってきた。

「こうしてほしい」という形ではなく、
もっと大きな視点で見た“ベスト”が
用意されていた
ように感じました。

期待と信頼は、似ているようで違う感情

私たちは無意識のうちに、
相手や状況に期待を向けてしまいます。

でも、期待が強くなると、
それは執着やコントロールに変わり、
苦しさを生みやすくなります。

一方で、信頼は
「どうなるかはわからないけれど、
最善に進むと知っている」という感覚。

信頼を向ける先は、
人ではなく、
天やこの世界の流れそのものでもいいのだと思います。

 

感情は、心のコンパス

期待が裏切られたと感じたとき、
悲しさや苛立ちが湧いてくるとき、
それは「間違ったサイン」ではありません。

感情は、
今どこに意識が向いているかを
教えてくれるコンパスです。

期待に縛られていないか。
信頼に戻れる余地はないか。

そんなふうに
感情を道しるべとして受け取ることで、
人生は少しずつ
楽で、自然な流れに戻っていきます。

(黒豆茶にクコの実とナツメを入れて)

 

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