自分軸発掘講座の受講生さんとのやり取りや、毎朝のマインドフルネス瞑想サンガの時間から最近改めて気がついた大切なこと。
それは、不安な時こそ自分の軸に戻って客観的な立場で物事を見るということ。
言葉で書いたらそんなの当たり前でしょ!と思われるかもしれませんが、これを実際に行動に移すのはなかなか難しいのではないでしょうか?
何か嫌なことがあったり、不安や心配になることがあった時に、いつまでもそのことをグルグルと考えて、他のことが手につかなくなったり、最悪の事態の妄想が一人歩きしたり…
不安という川の中に全身で浸かって、その不安の川に心も体も流されてしまうのではないでしょうか。
そうすると心身ともに疲弊しますよね。。。
だからこそ、その不安と自分自身を切り離す必要があるのです!
不安はあなたの大切な感情の1つではあるけれど、あなた自身ではありません。
“私は今、こうしたことに不安を感じているんだ”って、自分の中から不安な気持ちを取り出して、その不安を手のひらに乗せて眺めるようなイメージで、客観的に不安な気持ちを受け止めてあげるのです。
不安に飲み込まれた状態で正しい判断をしたり、前向きに考えることって難しいと思います。
そのため、ただ気づいてあげることから始めていけばいいのです。
気づきの瞑想とも言われているマインドフルネス瞑想が、私にとって、「おっといけない!不安の川に入りかけてたよー!」と気づかせてくれるトレーニングになってくれています♪
そして、この不安と自分をごちゃ混ぜにしないで切り離すという意識は、誰かと衝突したり意見が合わない時にも必要なもの。
実は、今回のブログを書くに当たって、自分軸発掘講座の受講生さんからのメールにあった“不快な感覚を客観的に見据えられるという事は自分軸を見失っていない証拠だから。”という言葉がきっかけになりました^ ^
受講されてまもない頃は、“何かあるとグラグラと揺さぶられて、すぐにゆかりさん!って頼っちゃったけど”とおっしゃった方と同じ方からのこの言葉は、私にとっても意味のある言葉です!
例えば家族など、身近で大切な人の言葉ほど、時に重く、落ち込んだり、深く考え込んでしまうことってありませんか?
そうした時に、相手の言った言葉と自分自身をごちゃ混ぜにしないことが大切です。
たとえ、相手があなたが行なった行動に対して、「だからあなたはダメなのよ」と非難したとしても、それはその時の相手が感じた相手の1つの意見にすぎません。
絶対的に正しい訳ではないのです!
ですが、自分の軸がないと、相手の発した言葉がそのままあなた自身の言葉になってしまって「私はダメな人間なんだ」と思ってしまいます。
自分の軸があると、例えばこんな風に客観的に物事を見ることができるようになります。
・それは相手の一つの意見だ。絶対的に正しいことではない
・相手は私のこの部分に対して嫌だったんだな
・そう言われて私は悲しいと感じているな
・このことは私にどんなことを教えようとしてくれているのだろう?
こうやって客観的に考えられるようになると、相手への怒りや不安、悲しみの感情からちょっと距離を取って、どうしたら自分が望む方向に再び進んでいけるかを考えることができます!
これは感情を無視するのではなくて、気づいて受け止めてあげた上で、どうしたいかを考えることができるということ。
不安な時や怒っている時、そこに捉われてしまうとそこからまた不安や怒りを呼び寄せてしまいます。
だからそうした時こそ、自分の軸に気がついて、相手の言葉を自分の中に取り込むのではなくて、客観的に受け止めた上で、どうしたいかを考えたり、自分が心地よくいられることをした方がよっぽど早く問題がスムーズに解決したりするのです♪
なぜ自分が心地いいことをしていた方が早く問題が解決するのか、これには科学的な理由があります。
その理由を理解した上でその仕組みを活用できるようになりたい方は、自分軸発掘講座で一緒に取り組んでいきましょう!
どんな出来事が起きても、それをどう捉えるかは私たち自身が決めることができます!
不安な気持ちも扱い方を知ると、あなたを助けてくれる友のような存在になってくれますよ♪
不安な時こそ、自分の軸に気づいて、そこからまた進みたい方向へと歩き出していきましょう!
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