先日は、幼稚園ママのお勤めとして川越地区子育てフォーラムに参加してきました!
(おそらくほとんどは幼稚園のPTAをされているママさんがご参加されていると思いますが、息子の通う幼稚園にはPTA制度がなく、どの家庭も何かしらイベントなどのお手伝いをするというシステムで、私はこのフォーラムに参加する係でした^ ^)
実は、昨年度もこの川越地区子育てフォーラムに参加したのですが、子育てについてのお話を聞いて、そのあとは音楽の演奏も聴ける貴重な機会をいただいています^ ^
(昨年度参加した際のお話はこちら♪『家庭でいのちや性の話、どう伝える?』)
今年は、「おかあさんといっしょ」の元歌のお姉さんでもいらっしゃる河村都さんの講演とアコーディオン奏者のミヤックさんの演奏でした♪
河村さんは幼稚園の先生を経て、歌のお姉さんになられた後、会社にて人材育成をご担当されて、現在はオフィスカワムラを設立し、幼児教育コンサルタントなどをされていらっしゃるそう。
双子のお孫さんもいらっしゃるそうで、ご自身の今までの様々な経験(お仕事・プライベートを含めて)から、子どもと接する上で大切なことをお話ししてくださいました!
その中で特に印象に残ったことをシェアさせてください^ ^
あなたのペットボトルは満タンになっていませんか?
河村さんは演台にあるペットボトルを開けて、
「ここにお水を注いだらどうなりますか?」
と尋ねました。
当然、開けたばかりのなみなみとお水が入ったペットボトルにお水を注げば溢れてしまいますよね。
そして、グラスにお水を少し注いで「これならどうですか?」と聞きました。
お水をグラスに移した分だけ、新しいお水を入れることができます。
河村さんは、このペットボトルのお水を私たちママの容量に喩えました。
精神的にも肉体的にもいっぱいいっぱいで、蓋のところまでなみなみとお水が入った状態だと、子どもが何かした時や、予想外のことが起きた時、私たちはそれを受け止めることができずに溢れ出てしまいます。
だからこそ、お水を少し減らしておくことが大切だと。
河村さんの娘さんが小さかった時は、時々旦那様に娘さんをお願いして、閉店間際の近所の銭湯に駆け込んで、手足を思い切り伸ばして、湯船に浸かるのがお水を減らす方法だったそう!
自分なりのリラックスの仕方や、リフレッシュの仕方をいくつか自分で知っておくと、何かあった時にそれを行うことでコントロールできるのでいいですね^ ^
子どもは重い荷物を背負っている
今の子どもたちは重い荷物を背負っているとおっしゃる河村さん。
その中身はというと、
・期待
・要望
・夢
これらは子ども自身が持っているものではなくて、親が子どもに対して持っているもの。
重い荷物を背負っている子どもたちは、後傾しながら歩くので前がよく見えず、親が子どもの前を歩いて、「〇〇があるから危ないよ」「もっとこっちの道を歩きなさい」と、親が行く道を決めていると言います。
このお話を聞いて、私は背負わせている荷物の代わりに子どもたちへの“信頼”をカバンに入れてあげたらどうだろうかと思いました^ ^
“あなたなら大丈夫”という信頼感。
信頼していれば子ども本人に道を選ばせてあげることができます。
もちろん経験の面では、大人である親の方が多いので、アドバイスをしたり、子どもが自分で失敗したなと思った時は、笑顔で受け止めてあげたらいいのです。
でも、自分の人生の舵取りは本人にさせる。親はそのサポート^ ^
見守るのって実は一番難しいんじゃないかと私も子育てをしていて感じますが、大切なのは子どもたちが自分の足で立って生きていけるようになること。
自立することです!!
私も子どもたちが自立するためにうまくバックアップしていける母親になりたいと改めて思いました!
子どもの寝顔に罪悪感を感じる必要はない!
今回のお話でとても勇気付けられたことがあります。
きっとママなら誰でも、子どもの寝顔に対して、
「あんな言い方するんじゃなかった」
「こんなに可愛いのになんであんな風に怒っちゃったんだろう」
そんな風に自己嫌悪に陥って、自分自身を責めて時には泣いてしまったことがあるのではないかと思います。
私もそうです。
ですが、河村さんは、「そういう経験が誰でもあると思うけど、子どもの寝顔に対して罪悪感を感じる必要はない!だって、その日その子が安らかに寝ているってことは、その日1日その子の命を守ったんだもの!!」と力強くおっしゃってくれました。
私たちがつい口うるさく子どもに言ってしまうときは、心配だったり、よりいい形で歩んでいってほしい(親の視点でのですが^ ^;これは、先日の『シェファリ・ツバリ博士の初来日講演会&ワークショップに参加してきました!』をご参考に♪))という気持ちから。
女性の脳って子育てしやすいように進化してきているので、先のことも考えられてしまうんです。
だからこそ、先手先手を打って、子どもに対して言いたくなってしまう^ ^;
だけどそれは良かれと思ってのことですよね。
もちろんママの気持ちが不安定で怒ってしまう時もあるけれど、そうした時にはペットボトルのお水を減らすことを思い出して^ ^
いずれにしても、大切なわが子の命を1日守ったという事実にかわりはないのです♡
私は子育てを通して、自分と向き合うことの大切さを知ったし、私が育てられているなと感じています。息子たち2人は、私を成長させるためにやってきてくれたんじゃないかと思うほど!
貴重な学びの機会をもらっていることに感謝です♪
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