家庭でいのちや性の話、どう伝える?

お兄ちゃんの幼稚園の係のお仕事として、

地区のPTA振興大会に参加してきました!

その時に、講演もあったのですが、

その講演がとってもよかった!!

 

お話ししてくださったのは、

八潮市にあるさら助産院の助産師さん、直井亜紀先生。

母子保健奨励賞を受賞されたこともあるすごい方ですが、

とても気さくで、助産師さんとして、一人のお母さんとして、

「家庭で伝えたい、いのちの話」をテーマに

わかりやすくお話ししてくださいました。

 

小・中学生には「いのちの授業」を、

高校生には「高校生に伝えるいのちと性」というテーマで

学校で授業も行なっているそうです。

 

昔、私がアメリカにホームステイした時のホストファーザーが

息子さんに彼女ができたけど、性のことについて気をつけなければいけないことを話したから

心配はしていないよと言うのを聞いた時、

カルチャーショックを受けました。

 

親からそういう話、皆さんはされましたか??

私は大学生になってお付き合いする人ができた時に、

妊娠は絶対にするんじゃないとか、外泊したら家の鍵を変えますって

言われたぐらいです。。。(大学生になっても門限があるような家庭だったので。苦笑)

しかも、手紙で。。。

母とは当時もとっても仲が良かったけど、それゆえに寂しさもあったのだろうし、

日本だとそういう話ってなかなかしずらいので

心配でもどう話したらいいのかわからず、

面と向かっては話せなかったのかなと思います。

 

さて、話は講演に戻りますが、

性教育について、日本はかなりの後進国だそうで、

世界で定められているこのぐらいの年齢の時にこうしたことを教えなさい

というガイドラインに書いてあることを日本の教育ではほとんど教えていないそうです。

今なら、無知って怖いって思います。

でも、学生の頃なんて、無知であることすら知らなかったです。

直井先生が示してくれたデータによると、高校生で性病にかかったことのある割合は

欧米と比べると日本の方が何倍も多いんです!

直井先生も教えてもらう場所はないけど、年頃になれば興味は出てくる。

(それは健康な証拠ですともおっしゃってました!)

そうすると結局、ネットなどの偏った情報になったり、

若い子のことを好きな大人によって教えられたりすることになるとおっしゃってました。

 

きっと母も、祖母たちにそうした話ってされていないと思うので、

どう伝えたらいいかもわからなかったのだろうと思います。

私は、そのホストファーザーの話を聞いていたので、

わが家の息子2人が年頃になった時に

よそ様のお嬢さんを傷つけるわけにはいかないから、

「ある程度の歳になったら避妊のことや病気の危険性のことをパパから話してね」って言ったことはあったけど、

実際それっていつ頃で、何をどんな風に話したらいいのかなんて、

私も全然わかっていませんでした。

 

子どもが自分がどうやって生まれてきたのか、

聞いてくることがあると思います。

そうした時、大抵は出産の辛さとか、こうだったんだよっていう事実を

伝えることが多いかと思いますが、

直井先生は、生まれてきてくれてどれだけ嬉しかったか

を伝えたらいいんだって教えてくださいました^ ^

小さな子に出産の辛さを話したところで、子どもたちは

「自分は大好きなお母さんを大変な目に合わせた悪い子なんだ!

自分なんて生まれてこなければ良かったんだ!」

って思ってしまう子は多いんだそうです。

 

だからこそ、大変さではなくて、どれだけ嬉しかったか、

みんながあなたの誕生をどれだけ喜んだかを伝えてあげる。

そして、日頃から、私たちがどれだけ愛しているかということ

伝えていけばいいんだって思いました!

自分は愛されている存在なんだ、

生まれてきてよかったんだって思えると、

自然と自分のことを大切にできるようになります。

 

自分のことを大切にできるようになると、

人のことも大切にできるようになります。

 

だから、自分のことも人のことも傷つけるようなことはしなくなります♡

 

私も子どもたちが生まれてきてくれた時は、

ただそれだけで嬉しかったのに、

いつのまにか、運動できるといいよねとか、

こういう子になってほしいなとか、

いろんな望みを持っていたし、

なかなか思い通りにいかない子育てより

自分の好きなようにできるお仕事の方が楽しいななんて思うこともありました^ ^;;

 

だけど、子どもたちがただ元気で笑ってくれている。

それだけで十分幸せなことなんですよね!!

ママ応援講座として、

子育てもママの好きももっと楽しくなるレッスン」を行いますが、

その時にも今回のお話を聞いて、感じたことなどもお伝えできるといいなと思っています!

 

講演では、みんな我が子が生まれてきてくれた喜びとか、

今までにあったこととかを思い出して

いろんなところからぐすんぐすんと聞こえてきました。

私も涙が出てきて、子どもたちとの接し方を改めて考える貴重な機会になりました♪

もっともっと子どもたちに大好きって伝えていこうって思いました!

 

子育てって先が長いけど、それぞれの期間は長い人生の中で見たら

ほんの一瞬。

過ぎてしまえば、もう二度と戻ってこない貴重で尊い時間。

どんな時も、「今」の幸せに気付きながら子育てをしていきたいなと思います♡

コメント

この記事へのトラックバックはありません。

関連記事

温かいお言葉、ありがとうございます♡

【子育て記録】お兄ちゃんの愛情と将来の夢!

【子育てマインド】ママが自分の時間を大切にすると子どもも幸せになる!

PAGE TOP