私がお伝えしている
マインドフルネス瞑想は
宗教色を取り除いて
一般の人向けに
ストレス低減法として
できたものですが、
根本を知りたくなって
大元のインド仏教について
少しずつ調べています。
量子力学やエネルギーについて学んだとき
この現実世界が実は仮想の世界で、
魂の世界=愛の世界では体験できないこと
(苦しみや悲しみ、目標を達成するために
時間を掛けることなど)を体験するために
この世界にやってきた!という見方を知りました。
だからこそ、魂にとっては
この世界はテーマパークのような場所
だともお伝えしました。
一方で、インド仏教では、
この世界は苦しみである、
というのが大前提の考え方だと知りました。
生老病死から逃れることはできず、
生きるも、死ぬも、
この世界は苦しみである、と。
私はテーマパークという言葉に
楽しいイメージを持っていたので、
仏教での見方を知ったとき
混乱しました。
ですが、真理は1つです!
エネルギーの法則や引き寄せの法則についても
量子力学などの科学的な世界、
瞑想や陰陽論などの非科学的な世界、
どちらも同じことを言っています!
そのため、
この世界がテーマパークであっても
苦しみの場であっても、
同じところに行き着くと思い、
考えていました。
そして、両者が共通して
辿り着くところに気づいたのです!
私たちはこの世界に何をしにやってきているのか?
結論から言うと、
辿り着く場所は
どちらも「愛」!
私たちは【愛】を経験するために
この世界にやってきたのです!

誰でも、この世界で苦しみよりも喜びを
味わいたいと願うでしょう。
量子力学やエネルギーの法則から見ると、
自分の出したエネルギーが還ってきます。
そのため、喜びを味わいたいなら、
まずあなたから喜びを出すことが必要です!
日常の中では、
嬉しいことばかりじゃなく、
大事な人と離れなければいけなくなったり、
思い通りにいかないことがあったり、
悲しみや怒り、悔しさなど、
ネガティブな感情もいっぱい味わいます。
そうした経験は、
まずは自分が愛を出すことが肝心だと気づき、
実践するための訓練やアクティビティといった
ところでしょうか。
仏教の面から見ると、
こちらのブログ
(「私たちは何のために生まれてきたのか」)
でお伝えしたように
輪廻転生を終わらせて極楽浄土に行くことが
仏教の目的です。
苦しみの世界である六道の中で
唯一仏教について学べるのが人間道。
私たちが生きている世界です。
そこでいろんな経験をしながら
仏教について学び、実践し、
より良い人生を目指す、というのが仏教の考えです。
より良い人生というのは、
成功などではなく、
心穏やかに過ごすこと。
そして、そのためには、
自分を愛することであり、
それができることで
人を愛せるようになり、
さらに気持ちに余裕ができると
自然を愛することができるようになります。
先程お伝えしたように
インド仏教では、この世界は苦しみだというのが
大前提としてある中で、
その苦しみは、私たちの心が作り出している
というのが、ブッダの考えです。
そして、
ブッダは「身心の観察」(=瞑想)をすることで
「智慧」(私たちの心が悩みや苦しみを
作り出しているという真実を知ること)を
得ることと、他者に対する「慈しみ」、
すなわち「慈悲」の気持ちを
持つことが大切であると説いていたそうです。
(『瞑想でたどる仏教 心と身体を観察する』より)
体や心、物事をありのままに観る瞑想を
することによって執着を手放す。
例えば、「あの人はなんてひどい人だ!」と
思っていたけれど、
自分の中にある相手を羨む気持ちが
そう見せていただけじゃないかと気づいて、
相手への怒りや苦しみを手放すことができる、
といった具合です。

テーマパークという言葉を
私は楽しいイメージだけを持って
使っていましたが、思えばテーマパークには
お化け屋敷やジェットコースターなどもあります。
私はそうしたアトラクションが苦手なので、
私にとっては、そうしたものは
仏教で言う“苦しみ”とも言えます。
「不快」や「好きじゃないもの」「望まない状況」を
経験することで、自分にとっての「快」「好きなもの」
「望むこと」に気づけます!
科学の世界でも、非科学の世界でも、
どんな経験も自分が【愛】を感じるために
経験していると言えるのではないでしょうか?
まず最初に思いやりをかける相手
先程、「慈悲」という言葉を出しましたが、
慈悲の瞑想という瞑想があります。
自分に対して思いやりの気持ちをかけたい
ときにもできるし、
“生きとし生けるもの”と命あるもの全て
(動物や魚、自然なども含めて)
に対しても、行うことができます。
嫌いな人や関係を改善したいと願う人のことを
想って、行うこともできます。
ですが、まず一番最初に思いやりをかけるのは
【自分に対して】だと言われています。
そして、相手や自分以外の対象に
思いやりをかける余裕ができたら
自分以外の存在にも慈悲の瞑想をします。

自分に思いやりをかけたり、
自分を大切にするということは
わがままに振る舞うことではありません。
出したもの(エネルギー、感情)が
還ってくるので、
“自分さえ良ければ良い”というエネルギーを出せば
それと似たものを自分も経験することになります。
自分も他者も傷つけないこと、
自分を愛し、同じように他者を愛すること
(量子の世界でも、仏教の世界でも、
実はみんな繋がっていると考えるので、
本当は自分も他者もないのですが。)
量子力学から見た世界も、
仏教の世界も、
【愛】を体験するために
私たちは生まれてきたのだろうと思います。
愛だなんていうと、
きれいごとだと感じるかもしれません。
もしもそう思われたら
サティシュ・クマールさんという方の
言葉をご紹介させてください。
平和巡礼を行なった思想家であり、平和活動家です。
サティシュさんも、
【全ては愛!!】とおっしゃっています。
そして、サティシュさんは、
映画『ラディカル・ラブ
〜サティシュ・クマール 巡礼の旅』
予告編の中でこのようにおっしゃっています。
“私は時折 夢想家と呼ばれる。
理想を夢見ていると。
では、現実主義者は何を成し遂げた?
世界は現実主義者に牛耳られてる。
各国政府も 経済界もだ。
彼らの功績は?
地球温暖化に 汚染された海 川 土壌
戦争も多い。
すべて現実主義者の所業だ。
未来は理想主義者のものだと思う。
我々は今 分岐点にいる。
今後も同じ 暴力の道をたどるのか。
あるいは倫理と思いやりの道に戻るのか。
命を尊重する愛の道だ。”

まとめ
自分を大切にすることができる人は
他者も大切にできます。
みんなが自分を大切にする
=自分を認めてあげる、
自分を愛してあげることができれば
他の存在にも愛を出すことができて
この世界が愛と思いやりの世界になります。
きれいごとのように聞こえても、
私は、子どもたちやその先の世代に
愛ある世界を残したいから、
全ては愛!という宇宙の愛の法則を生かした
意識の使い方、整え方を
お伝えしていきます!
一緒に、愛を出すこと、
始めませんか♪
自分と周りを幸せにする意識の使い方を知り
人生の舵取りができるようになりたい方へ