毒親と言う前に知っておきたいこと(19)

毒親、親ガチャ

私たちの潜在意識は、
3歳〜6歳頃までに
おおかた創られます。

そうした小さい時期に一緒にいるのは
親や祖父母など
自分の身近な家族であることが
多いかと思います。

望む未来を目指す中で
それを阻む潜在意識に気づくと
その潜在意識を作った
親や祖父母を恨みたくなるような
気持ちが出てくるかもしれません。

 

最近では、
毒親や親ガチャという言葉もあります。

私も厳しい親を持ちましたし、
変えたい潜在意識もいっぱいあるので
恨み事を言いたくなる気持ちも
わかりますが、
ホリスティックな視点から
親子関係を見ると
そうした言葉が見当違いだと
気づきます。

 

ここでは、私が今まで学んできたことをもとに
私たちが生まれてくる前の話をします。
信じるかどうかはあなた次第です。

ですが、人のせいにして
現実から目を背けていては
何も解決しないことは
きっと知っているはずです。

現実を変えたければ、
まずは一度受け止めてみて、
その上でどうするか考えてみるのは
いかがでしょうか?

 

ホリスティックな視点から見た親子関係

魂を含めたホリスティックな視点で
見たとき、
自分の魂がこの世界に来たいと
思ったから、
今、こうしてここに存在しています。

魂は、今世で経験したいことを決めて
それが経験できる時代や国、
両親などを選んで生まれてくると言います。
(旅立ち方も決めてきているそうです。)

つまり、「こんな親、望んでいない!
違う家庭に生まれていたら
もっと幸せだったのに!」と
思ったとしても、
その環境を選んだのは
子どもの方なのです!

なぜ辛い状況を選んで生まれてくるのか?

私には生まれる前の記憶なんてありません。
ですから、本当かどうか確かめることは
できませんが、もし本当だとしたら
なぜ恨みたくなるような
環境を選ぶのでしょう?

魂の世界には、
愛しかありません。

そして、この世界のような
三次元的な物質がないので
意識したことが瞬時に
現実化します。

言い換えると、
魂の世界では、願ったことは一瞬で叶い、
辛さや悲しみ、悔しさ、怒りなど
ネガティブと言われているような
感情は体験できないのです!

 

この世界は、魂にとって
ディズニーランドのようなものだ、
と例えている方がいらっしゃいました。

 

魂にとっては、私たちの現実が夢の世界であり、
仮想の世界なのです。

愛しかない世界なんていいじゃないか!
って思いませんか?

私はそう思いました。
なぜわざわざ苦しい思いをするのか?と。

しかし、愛しかない世界にいると
成長が止まるんです。

現実世界でも、
現状維持は衰退だ、
という言葉がありますね。

魂は成長するために
魂の世界では味わうことができない
感情を経験しに
この世界にやってくるのです。

 

魂の世界は意識だけなので
意識を放ったことがすぐに叶いますが、
私たちの世界は肉体を持った三次元の世界。

物質化するまでに時間がかかり、
魂の世界と比べたら
不便なようにも感じます。

でも、その不便さすら、
魂が望んでいるもの。

私たちが宇宙旅行に行くには
宇宙服がいるように、
魂にとっては
この世界で遊ぶために
肉体というボディスーツが
必要なのかもしれません。

出来ないからこそ憧れ、挑戦するからこそ成長する

魂が普段できないことを経験したくて
現実世界に人間として
遊びにきているように、
人は出来ない、でも出来ると知っていることに
憧れたり、挑戦したりするのです。

今でこそ、私はSNSで発信などをしていますが、
以前はそうすることがとても怖かったし、
今でも人前で話すとき、とても緊張します。

父がいた時の私の行動の判断基準は、
「怒られないかどうか」
だったと思います。

父に怒られるのがとても怖かったので
「怒られたくない」というのが
強くありました。

父が亡くなった後も、
真面目に授業を受けていた方だったので
優等生タイプに思われることも
多かったですが、
根底にあった思いは
「怒られたくないから」でした。

 

そのため、SNSでも、こうしたブログでも
私の発信で誰かを傷つけることはないか、
嫌な思いをさせて怒られるようなことはないかが
気になって、
発信する際には非常に気を遣っています。
下書きだけ書いたり、リールの録画をして
削除したものもいっぱいあります。

“だったら、発信なんてしなきゃいいのに!”
とも思います。

でも、自分の思いを自由に発して
自分を表現すること、
そして、恐れの世界から愛の世界へ
導くこと。
これが私の魂がやりたいこと。
(過去・現在・未来、全ての
記憶があるというアカシックレコードに
アクセスするセッションを受けたときに
私が行なっていることは何も伝えていないのに
そう言われました。)

また、占星術的に見ても、
私が生まれた時の星の配置によると
私は調和を大事にするがあまり、
身を隠すようにして自分の意見を発しないという
性格を持っているそうです。

もしも私が、誰の目を気にすることもなく
自由に自分を表現することが出来ていたら
今とは全く違う人生を歩んでいて、
潜在意識やマインドについて
学ぶこともなかったでしょうし、
子育てに悩んでコーチングに出会うことも
なかったでしょう。

そして、今のようにSNSで自分の思いや
学び、経験を発信することもなかったでしょう。

全てに意味があるのです。

そして、あなたの人生は、
まず、あなたありき、なのです。

風邪を引くからこそ、健康のありがたみがわかる

子どもであるあなたが
親を選んで生まれてきました。

それによって悩んだり、苦しんだりする経験も
何か気づきを得たり、
成長したりするために、
自らが選んだこと。

親のせい、祖父母のせいと
自分の人生を受け身で生きるのはやめて
自分が舵を取ると覚悟を決めることで
新たな扉が開きます。

 

「こんな親、望んでない!」と思ったら
反面教師だと思ってみるのはどうでしょうか?

私たちは、対比するからこそ、わかるのです。

“こうはなるまい”という最高のモデルを選んで
生まれてきたのかもしれません。
愛されていないと心底感じることで、
愛される喜びを心から感じたいのかもしれません。

一度、全てを受け入れてみると、
見えてくる世界が変わります。

 

<この話の続きはこちら>

 

自分と周りを幸せにする意識の使い方を知り
人生を舵取りができるようになりたい方へ


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