望む現実を創るためには、
表面的な顕在意識の部分じゃなく、
根底にある潜在意識のレベルで
【恐れ】じゃなく、【愛】を出すことが大事！
私にとっては、人生がうまくいっていない時は
下のイラストのようなイメージがあります。
本来の愛である私たちの周りに
幾重にも恐れがあって、
愛の状態＝本来の自分を
忘れてしまっている。
そして、表面的な恐れと
同じエネルギーのものを
引き寄せている。
まとっている恐れを取り除くことで
あなた本来の愛がダイレクトに輝き、
その愛のエネルギーと同じものを
引き寄せましょう！
恐れのできるメカニズム
恐れは、私たちみんなに影響を与えるエネルギーの法則④で
赤ちゃんの時の例をお伝えしているように、
元々自分の中にあったものではなく、
私たちが育ってきた中で創られたものです。
上記のイラストにあるように
本来の私たちは愛です。
では、なぜ恐れをまとってしまうのでしょう？
潜在意識に出来る恐れは、
大抵は過去の傷ついた経験が元になっています。
例えば、自分は無力だと感じたり、
否定されたり、自分は十分じゃない、価値がないと感じたり。
不足感という恐れの経験です。
その上で、恐れができるメカニズムは
3つのパターンに分けることができます。
①過去に自分が体験して覚えているもの
②過去に自分が体験して覚えていないもの
（意図的に忘れているもの）
③前世や生まれてくる前のことが影響しているもの
②の場合は、その体験があまりにショックな出来事で
心を守るために、あえて忘れているケースです。
セッションでも、
恐れを取り除くために
その恐れがどうやって出来たのか、
原因へとアプローチをする場合に、
“何か過去の記憶などで傷ついたことなど、
思い当たることはありますか？”と
クライアントさんに尋ねますが、
②と③の場合は、本人の顕在意識では
覚えていません。
特に②の可能性を考えると、
辛さゆえに忘れているので
気持ちの準備が出来ていない状態で
深掘りするのは危険です。
ですから、思い当たることがない、
何も覚えていないと思ったら
それ以上追求する必要はありません。
ですが、セッションや講座を受けているなど
本人が自発的に行動した結果、
その話題が上がったということは、
そこと向き合うタイミングは近づいてきています。
潜在意識レベルで、心の準備が出来た時に
自然と向き合うことになるでしょう。
幼い頃の記憶と大人になったあなたのつながり
一方、①の場合は、それまでは忘れていても、
“何か過去の記憶などで傷ついたことなど、
思い当たることはありますか？”と尋ねた時に、
「そういえば…」と浮かんでくる記憶があります。
ご本人は、忘れていた過去の記憶と
今の自分の悩みが繋がっているとは
思いもしませんが、
そのタイミングで出てきたことが
何よりの証拠です。
私にも忘れていたことと
当時の自分の状況が繋がっていて
驚いた経験があるので、
その例をお話しします。
私の父は亭主関白なタイプで
とても厳しく、
私は父が家にいると
いつも緊張していました。
そして、母は、父を怒らせるようなことは
しないようにと、父に気を遣っていて、
父に怒られる私を優しくなだめる、
そんな構図が幼い頃の私が
両親に対して持っていたイメージです。
私が成長して恋人ができた時、
相手は父のように真面目だけど
亭主関白っぽいところがある人でした。
でも、当初は私はそうした部分を
強さや男らしさだと思ってもいましたし、
そんな彼に従う自分も嫌じゃありませんでした。
でも、だんだんとお付き合いが続いていく中で、
我慢が増え喧嘩も増え、
楽しさよりも悲しさや寂しさを
感じるようになっていった頃、
私は親友から、彼女は
“恋人と一度も喧嘩したことがない！”と聞いたのです！
当時、私は喧嘩するのが当たり前
という状況にいたので、
これにはかなりの衝撃を受けました！
そして、
“喧嘩しないカップルも世の中にはいるんだ！
私にも、喧嘩しないで、
いつも楽しくいられる相手が
この世のどこかにいるかもしれない”
という考えが初めて私の中に生まれたのです！
それまでの私は、幼い頃に見ていた
両親の関係性から、いつの間にか
夫婦（恋人）の関係性を創り上げていて
両親と同じような関係性になる相手を
無意識に選んでいたのです！
私が父を亡くしたのは8歳になる頃。
その恋人と出会った頃には、
父がいた時間よりも
母と2人で過ごしてきた時間のほうが
長くなっていましたが、
私の潜在意識にはずっと残っていたのです。
こんなふうに、何気なく見てきたことが
音も立てずにどんどんと蓄積されていって
潜在意識となり、大人になっても
自分の無意識の選択基準になっているのです。
ちなみに、今、夫と楽しい結婚生活を
送れているのは、
この時の親友の言葉によって
新しい夫婦像が生まれたおかげです。
あの言葉に出会っていなかったら
今頃私は、（当時の恋人とは
違う人だとしても）
亭主関白の旦那さんに気を遣って
我慢しながら毎日を過ごしていただろうと思います。
それくらい潜在意識の力は強力です！
でも、潜在意識を書き換えて、
望む現実を創ることは
いくつからでも可能です！
別のパートナーを選ばなくても、
自分の意識が変わることで
相手の性格を変える（正確には、
相手の別の面を引き出す）こともできます！
過去を思い返して
思い当たることが出てきた場合には、
その過去と向き合い、
望む人生へと舵を切るタイミングが
やってきたということ。
次のブログでは、どうやって
過去と向き合い、
潜在意識を書き換えるかを
お伝えしていきます。
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