全ては気づきのために起きている⑥

ホリスティックな視点で見た時、
私たちは今世で経験したいことを決めて
生まれてくる場所(時代、国、両親なども含めて)も
この世界からの旅立ち方も選んで
生まれてくると言われています。

私には生まれてくる前の記憶がないので
真実かどうか確かめることはできませんが、
私はその考えを支持しています。

そうでなければ、早すぎる死や
悲惨な出来事を受け止められないと思うからです。

時折、小さな子どもの悲惨なニュースを聞くと
やるせない気持ちになりますが、
その子の魂が意図して起こっていると思うことで
多少なりとも救われるような気持ちになります。

そして、なぜそんなことを起こすのかといえば、
過去世では経験できなかった経験をしたり、
周りの人や世間、そのニュースに触れた人に対して、
気づきや学びを与えてくれるためではないかと思います。

今にも繋がっている私の気づき

例えば、私自身も小学2年生の時に
父を亡くしました。

当時父は37歳。入院などもしておらず、
いつも通り仕事に向かい、
そのまま病気で倒れて帰らぬ人となりました。

その時に思ったことは
「なんで私のパパが死ななければならなかったの??」
でした。

周りのお友達はお父さんがみんないて、
世の中も今までと同じように、
何事もなかったように動いていて…。

なぜ犯罪を犯すような人でなく、
父だったのか?

父の死を受け入れるために、
“父でなければならなかった理由”を探すようになりました。

そして、ある時から
父は私に、
“人生はいつ、何が起こるかわからない。
だから、後悔しないように生きなさい。”
と、伝えるために、あのタイミングで
旅立ったのだと考えるようになりました。

これも父本人に聞くことはできませんが、
私が一番納得できるものでした。
(余談ですが、のちにイタコの血を引く方に
父の言葉を伝えてもらった時に、
この時受け取った私の解釈は正しかったと
答え合わせをすることができました!)

そして、私は、“後悔しないように”
という思いをもって
その後の進路や就職を考えるように
なりました。

変に聞こえるかもしれませんが、
いつ死んでもいい!と思えるように生きるのです。

大きなことを決断するのに迷った時は、
“今、それをしないで旅立ったら
後悔するだろうか?”
というのが、今でも私の判断基準になっていますし、
そのおかげで、いろいろなことにチャレンジすることができています。

さらに、自分が後悔しないように生きるだけでなく、
早いうちに父を亡くす経験をした私は、
“いつ何が起きても後悔しないように生きること”を
伝える役目があるのではないかと
思うようになりました。

それが今の私の講座やセッションに繋がっています。

病気やケガもギフトになる

これは、私が尊敬している師が
おっしゃっていたことです。

なぜ、そのタイミングで
それが起きたのか?

“正解”なんてわからなくても、
その意味に気づこうと意識を向けるかどうかで
人生は大きく変わります。

心、体、魂は1つであると考える
ホリスティックな視点でみると、
病気やケガなど目に見える体に
何か不調が起きた時は、
心や魂など目には見えないものからの
メッセージです。

あなたの心や魂が求めるままに生きていたら
自然と物事はスムーズに運びます。
けれども、“こうしなければいけない”
“こうした方がいい”と頭で考えて行動し、
それが心や魂の声と一致していないと、
そのことを教えてくれるために
例えば病気やケガをしたり、
何か動きをストップせざるを得ないような
状況を引き起こして、
見えない意識を教えてくれるのです。

体はいつだって健康でいることを
望んでいます。
大事なあなたに病気やケガを引き起こすのは
あなたに伝えたいメッセージがあるからです。

大抵は、大きな病気やケガに遭う前に
何か別の形で
方向転換や軌道修正を促すような
出来事が起こっているはずです。

それでも、それに気づかずに、
違う道を進み続けていると、
どうしても気づいてほしいと
大きな出来事が起こります。

病気やケガに遭うと、
「なぜ自分が…」という思いや
虚しさや恐怖でいっぱいになるかもしれません。

最初は起こったことを受け止めきれずに
落ち込んだり、激怒したりしてもいいです。
でも、気持ちが落ち着いたら
ぜひ起こる前後の状況を振り返って、
こう自分に聴いてみましょう。

【この出来事がギフトだとしたら?
この出来事が自分に何かを教えてくれているとしたら
何を教えてくれているだろう?】

辛い状況にいる時は、
ただ辛いということしか
考えることができないかもしれません。

でも、あなた自身があなたの人生、
あなたの世界を、
創っていることを思い出してください。

例えば、休みなく働いてきた人が
病気やケガになったことで
心置きなく休むことができるようになったり、
食事に気を使うようになったことで
以前よりも健康になり、
自分の新しいビジネスにする方もいます。

また、人生の終わりを体験したことで
本当にやりたかったことに気づけたり、
挑戦する勇気をもらい、動き出せる人もいます。

病気やケガをギフトだと捉える見方を
すぐには思いつかないかもしれません。
それでも大丈夫です。

ただ、あなたを苦しめるために
起きているのではないということを
覚えていてください。

辛いことも含めて、
全ては、あなたが本来のあなたで
幸せに生きていくために
起きています。

起こる出来事に受け身でいるだけでは、
出来事に翻弄される人生です。
あなたがその出来事に対して
どの面を見るのか、
主体的になって捉えることで
自分自身を絶望から希望へと
引っ張り上げることができます。

次のブログでは、
捉え方についてお伝えしていきます。

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