前回のブログでは、人間関係において必要なこととして、私たちは一人一人違う考えを持っているという大前提を持つこと。そして、その上で、違うのだから相手のことを思いやる想像力が大切だよとお伝えしました!
今日は、人間関係においてその想像力を使う上で、気をつけて欲しいことについてシェアしたいと思います。
想像力を使う時、自分がどの位置にいるか?
セルフイメージという言葉を聞いたことがありますか?
言葉の通り、自分に対してのイメージのことです。
このセルフイメージが低い人、言い換えると自分に自信のない人は、想像力を働かせる際に”自分が悪い、自分に非がある”という前提で物事を考えてしまいがちです。
例えば、パートナーがなんだか怒っている様子。
そんな相手の姿を見て、「私、何か悪いことをしてしまったかな?何か怒らせるようなことをしたかな?」と相手が怒っている(ように見える)ことを自分のせいだと思ってしまうのです。
そうすると相手に余計な気を遣ったり、不要なストレスを自ら抱えてしまいます。
相手が怒っているのは、仕事のことや友達のことなど、自分とは全く関係のないことかもしれないのに、セルフイメージが低いと、”悪いのは私”と思い込んでしまって、想像力を使うときの土台がすでに、”自分が悪い”というところからスタートしてしまうのです!
この”私が悪い”というのも勝手に刷り込まれてしまった先入観。つまり潜在意識です。
潜在意識ということは、無意識に当然のことだと思い込んでいるので、自分ではなかなか気づくことができません。
以前は私もそうでした。主人が何か怒っているように見えるとき、”私が何か余計なことをしちゃったかな?昨夜のご飯がおいしくなかったかな?ちゃんと毎日掃除しろよ!ってついに怒らせちゃったかな?”とか^ ^;自分が悪いと思っているので、思い当たることが出てくる出てくる。
内心、”どうしよう”と思いながら話しかけてみてもやっぱり怒っている様子で、ますます焦る、という感じでしたが、「私、何かしちゃったかな?怒ってる?」と聞いてみると、仕事のことで考え事をしているだけでした。
そうしたことが何回かあって、ようやく、主人が怒っているように見えるときは、きっと仕事で何か考えているときだっていう新しい価値観を自分の中に作り直すことができて、自分が悪いという考えから抜け出すことができました!
自分の手の届かない領域のことは考えない
また、想像力を働かせすぎて、グルグルと相手のことを考えて疲れてしまったこともあります。その結果、一人でいた方が楽、と考えてしまったことも。
最初にお伝えしたように、私たちはみんな一人一人違って、それぞれの価値観・考えを持っています。
だから、こちらが相手のことを最大限考えたつもりでも、それが相手の考えていることや望むことと違う場合もあるのです!
こちらが相手に思いやりのボールを投げたら、そのボールをどうするかは相手の自由なのです。
気づかずにボールが転がっていってしまうこともあるし、受け取ってくれたものの、全然違うところに投げ返されてしまうこともあります。
だけどそれはどちらがいい・悪いではないのです。
あなたにも感情の起伏があったり、その時々で心身の状態が違うように相手もそうです。
同じボールを投げても、受け取り方が異なることだってあります。
そうした経験を通して、私が大切だと感じることは、私は誠心誠意、相手に向き合ったと言えるかどうかということかなと思っています。
そのときの私の精一杯の気持ちを込めて、相手のことを考えてボールを投げたら、あとは相手にそのボールをどうするかは委ねる。
たとえ、私の思っていたことと違う結果になってもそれは相手が決めたこと。相手は、そうしたかったということ。ただそれだけ。
そう捉えるようにしたら、人間関係において気持ちがグッと楽になりました!
私たちは、他人を変えることはできないから、できない部分について思い悩んでも苦しくなるだけです。
できることは、自分の捉え方や意識を変えること。
自分で自分のことを信頼できるように行動すれば(その時その時で最善を尽くしたと思えれば)、結果がどうであってもそれほど後悔しません^ ^
自分が疲れずに、心地よい人間関係を築く上で、私の経験が参考になれば嬉しいです。
たった一度の人生だから
心が望むことを
遠慮しないで実行してあげませんか?
魂を喜ばせながら生きたい方、
パーソナルセッションや講座で
ご自分の本音を聴いてみましょう♪