お金と向き合う=人生と向き合うこと
本田健さんがKen Hondaとして英語で書かれ、本田健として自ら訳された『一瞬で人生を変えるお金の秘密 happy money』を読みました!
お金の本って聞いてどう思いましたか?
日本だとお金のことってほとんど教えてもらう機会がないと思います。
むしろお金の話をするのは良くない、タブーという雰囲気さえもある気がします。
お金の本と聞いた時、
“お金持ちになる本?そんな上手い話があるわけないわ”って思ったり
“お金なんて怖いだけ”と思ったり
“ヘぇ~、なんだか面白そう!”って思ったり
そうしたお金に対しての気持ちや考え方こそがあなたにとってのお金。
例えば、どんなにお金持ちになりたいなぁって思っていたとしても、
お金は怖いものとか、汚いものとかって無意識に思っていると
無意識に受け取ることを拒否しているので
どうしたって手元に望んでいるようなお金が来ることはないのです!
こうしたお金に対しての無意識の気持ちや価値観は、子どもの頃に親がよく言っていたことが大きく影響していることが多いです。
そして、親たちはそのまた親たちから大きく影響を受けているのです。
例えば、お金に苦労した人は、やっぱりお金を肯定的に捉えるのって難しいと思います。
そして、「お金なんてなければ…」とか「お金なんてあっても無駄だ」などと自然と口にするようになり、それを聞いた子どももお金ってそういうものだと刷り込まれていくのです。
つまり、自分がお金とどう向き合うかということは、自分の家族とも向き合うことであったり、自分自身と向き合うことなのです!!
happy money と unhappy money
本のタイトルにhappy money とありますが、本の中で健さんは、お金には2種類あって、happy money と unhappy moneyがあると言っています。
happy moneyというのは、使うときも受け取るときもありがとうの気持ちや嬉しい気持ち、幸せな気持ちを伴うお金のこと。
例えば、小さな子が親に買うプレゼントだったり、おじいちゃんから孫へのお小遣いだったり、留学する友達への餞別や寄付などです。
反対に、unhappy moneyというのは、嫌々支払う税金とか、だまし取ったお金とか、嫌な気持ちやマイナスのエネルギーを伴うお金のこと。
健さんは、happy moneyを多くして、happy moneyを広げようと言っています^ ^
そのために、“ありがとうin ありがとうout”が大事と。
お金を受け取るときも相手の気持ちに感謝して受け取り、支払うときも感謝の気持ちを持って快く支払う。
お金ってエネルギーであり、循環しているので、happy moneyを出せばhappy money がまた自分のところにもやって来るし、unhappy moneyを出せばunhappy moneyが巡り巡ってまたやって来るのです!
本書では、happy moneyの流れを作り出す方法のほか、お金持ちだからといって幸せとは限らないということ、 お金に振り回されずに生きていくためには、お金のIQ(一般的なお金の知識という知能指数)とお金のEQ(お金に対する感情面での知能指数)がどちらも健全なものを持っていることが大事だと言っています。
お金は将来の不安を消す?
私が本書の中で特に印象に残ったのは、
“あなたが今の生活や未来についてどんな怖れを抱こうと、その怖れとお金には、直接の関係はありません。(中略)失敗することを怖れているのです。”
という言葉。
やりたいことがあってもお金が…と私もよく思ってしまいますが、結局そうした怖れはやりたいことへの失敗に対する怖れだったり、変化することへの怖れなのだと。
お金においても、やっぱり自分と向き合うことが問題を解決するためには必要なのです!
日常的に使っているお金のことなのに、知らないことだらけ。
ぜひ本書からお金との健全な付き合い方を学びましょう♪
チェリッシュでは、この『happy money』の本田健さん公認読書会を開催します♪
日頃、お金について話す機会ってなかなかないかと思います。
一緒に感じたことを気軽にシェアしませんか?
公認のテキストを使って進めていきます^ ^
読書会のご案内はこちらから↓(画像をクリックしてください♪)
コメント